アニメの制作現場


アニメの制作現場は常に戦争、というのがこのHPのタイトルですが、アニメーターは過酷な労働環境の中で働いています。

特に、駆け出しのアニメーターは、厳しい状況の中でやり続けているのが現状です。

では、具体的に何がつらいのでしょうか。

まずは、労働時間が長いということです。

一日12時間労働は当たり前というのが制作の現場です。

来る日も来る日も机に向かって画を書き続けなければなりません。

それでいて、給料はほとんどもらえません。

アニメーターの仕事は歩合制なので、時間のかかる駆け出しの頃はお金にならないのです。

なので、大きな制作会社なら、最初の半年程度は月10万円程度の給料を保証してくれる場合もあります。

そうやって、過酷な現場を乗り切っていくことになります。

駆け出しの頃に必要なのは、我慢でしょう。

自分が本物のプロに、またアニメ監督などの統括する立場になるためには、努力と我慢を重ねなければならない、ということだと思います。