OVAはアニメ業界と過酷さに苦しむアニメーターを救う手段になります。
OVAとは【オリジナル・ビデオ・アニメーション】の略称で、TV放送されないビデオでしか見れない作品の事を指します。
TV用のアニメ制作では製作費を局側に求めていたので低予算で製作しなければなりません。
この方式を延々と続けていては負のスパイラルにはまったままで一向に業界はよくならないどころか、消滅の危機を招きかねません。
この状態を打ち破るためにOVA製作をしなければならないのです。
映画もそうですがDVD販売・もしくはレンタルで利益を得る形態が主流になっているので、オリジナルアニメを製作すれば高い著作権を払う義務がなくなるどころか、ヒット作を作れば大きな黒字を出すことだって可能なのです。
製作費として初期費用はかかりますが、クリエイターをアニメ制作会社で育てれば現実的に不可能ではありません。
下請けで原作をよそからもってくるのではなく自分たちで発信していくのです。
自主性がなければどの業界でも通用しなくなるのは常識なので、今こそアニメ業界の改革としてOVA製作に全力を注いでみるのはどうでしょうか。