3DCGスクールではどんなことを学べるんだろう?
3DCGスクールに通えば自分のなりたい職業になれるのかな?
3DCGスクールで自分の可能性を広げたい……
3DCGスクールに興味を持っているアナタに読んで頂きたい記事です!
製作現場
アニメの制作工程を学ぼう
アニメ監督になるためにはアニメの専門学校に通って勉強することが得策です。
独学でアニメ監督になろうと思っても、何から勉強してよいかわからずにオロオロしてしまうでしょう。
専門学校では、アニメ監督になるためのノウハウが、過去の経験からあります。 専門学校で学ぶ内容は大きくわけて「シナリオ」「演出」「アニメの制作工程」の三種類になるのですが、それぞれの内容について簡単に説明したいと思います。
アニメ製作現場の実態
アニメは、日本を代表する文化の1つとなりました。
海外でも日本のアニメは高く評価されていて、日本のみならず世界のあちこちで、アニメブームが起こっています。
その理由のひとつとしては、「鉄腕アトム」の放映開始から50年を超えた日本では、アニメのクオリティが上がり、視聴者の目を飽きさせないように、よりクオリティ高いものを求め、常に進歩し続けているからです。
また、日本では現在、200本を越えるアニメが放映されていて、まさにアニメ大国日本といえるでしょう。
しかし、こうした現状で一番被害を受けているのは、アニメ製作現場です。
低賃金、人手不足、長時間労働など多くの問題を抱えており、退職者が続出し、自殺者も出ています。
こうした問題を受けて、政府も動き出し、今後の議論次第では改善もあるでしょうが、人手不足は中々難しい問題です。
なぜなら、アニメのクオリティは日々上がっており、そのクオリティについていけるぐらい絵が上手でないとアニメを成立させることは難しいからです。
我こそは、絵が上手でアニメが大好きだ、という人は、アニメの専門学校に通ってアニメ製作現場を救ってください。
OVAで業界を変える!
OVAはアニメ業界と過酷さに苦しむアニメーターを救う手段になります。
OVAとは【オリジナル・ビデオ・アニメーション】の略称で、TV放送されないビデオでしか見れない作品の事を指します。
TV用のアニメ制作では製作費を局側に求めていたので低予算で製作しなければなりません。
この方式を延々と続けていては負のスパイラルにはまったままで一向に業界はよくならないどころか、消滅の危機を招きかねません。
この状態を打ち破るためにOVA製作をしなければならないのです。
映画もそうですがDVD販売・もしくはレンタルで利益を得る形態が主流になっているので、オリジナルアニメを製作すれば高い著作権を払う義務がなくなるどころか、ヒット作を作れば大きな黒字を出すことだって可能なのです。
製作費として初期費用はかかりますが、クリエイターをアニメ制作会社で育てれば現実的に不可能ではありません。
下請けで原作をよそからもってくるのではなく自分たちで発信していくのです。
自主性がなければどの業界でも通用しなくなるのは常識なので、今こそアニメ業界の改革としてOVA製作に全力を注いでみるのはどうでしょうか。
アニメの制作現場
アニメの制作現場は常に戦争、というのがこのHPのタイトルですが、アニメーターは過酷な労働環境の中で働いています。
特に、駆け出しのアニメーターは、厳しい状況の中でやり続けているのが現状です。
では、具体的に何がつらいのでしょうか。
まずは、労働時間が長いということです。
一日12時間労働は当たり前というのが制作の現場です。
来る日も来る日も机に向かって画を書き続けなければなりません。
それでいて、給料はほとんどもらえません。
アニメーターの仕事は歩合制なので、時間のかかる駆け出しの頃はお金にならないのです。
なので、大きな制作会社なら、最初の半年程度は月10万円程度の給料を保証してくれる場合もあります。
そうやって、過酷な現場を乗り切っていくことになります。
駆け出しの頃に必要なのは、我慢でしょう。
自分が本物のプロに、またアニメ監督などの統括する立場になるためには、努力と我慢を重ねなければならない、ということだと思います。
学校の体験会でイメージを膨らませよう!
アニメーション製作の仕事がしたい!と、思っても案外想像ってしにくいですよね。
アルバイトで製作現場を体験できる職業でもないので、職業体験がしにくい仕事でもあります。
アニメーション製作に関わる仕事をしたいけど、これが本当に自分に向いている仕事なのかどうなのかがわからない人もたくさんいると思います。
将来のことだから安易に決めたくはないですよね。
そんな時は、アニメーション系の専門学校の体験会に行ってみるのはどうでしょう?
学校でできる範囲のことを体験するので、実際のアニメーション製作現場が体験できるわけではないので、実際の現場とは異なる点があると思います。
しかし、何も体験していない状態よりもイメージはしやすいと思います。
それに、学校の雰囲気なども一度に分かります。
その学校の雰囲気や授業が気に入ってここで学びたい!と、思えたら将来の仕事もハッキリして、学校も一気にきまるんだから時間短縮にもなりますよね。
一箇所に絞らず、色々な学校を見て回るのがいいでしょう。
色々なことを体験した人が強い!
生きていれば、色々な体験をすると思います。
その体験はあなたが将来アニメーターとして働く上でとても大切なことです。
アニメーションは、イラストやマンガと違って動作を動かす必要があります。
静止しているわけではないので、表現がかなり難しくなってきます。
「椅子に座る」「寝る」「歩く」なら日常の動作なので、表現しやすいと思いますが、「スキーをする」「パラグライダーを体験する」「泳ぐ」などといった動作はそう簡単に行うことができない動作でもあります。
独特の動作は、一度は自分で体験していないと更に表現が難しいです。
実際のモノを見ただけで、動作をアニメーションとして表現したものと、実際にアニメーターが体験してそれを加味した上で表現するのとでは雲泥の差です。
また、これは結構アニメーションを製作していく上で重要です。
アニメを見ていても動きがあるアニメは強いです。
本来の動きを分かっている人が表現する動きは視聴者のは心を動かすものです。
案外体力勝負なアニメの製作
アニメーションを製作する上で、常に机に向かっているのは当たり前ですが、案外体力勝負なのがアニメーション製作なんです。
引越し屋や宅急便のお兄さんたちのように重いものを運んだりする肉体労働ではありません。
しかし、アニメーション製作の現場は、徹夜で仕事をすることはザラです。
そのため、体力がないと、すぐに身体を壊してしまいます。実際に仕事が過酷過ぎてアニメーション製作の仕事ができない人はたくさんいます。
これに関しては、納期が付きまとう仕事のため、どうしようもできません。
アニメーション業界で生き抜いている人は案外タフなんです。
机に向かって手だけを動かしているようにも見えますが、楽な仕事ではありません。
製作案件がアニメーション映画になれば、更に過酷さは増します。
しかし、そんな現場でも、頑張っていい作品を作れば、それに見合った評価が直に返ってきます。
いい評価をもらたらときの喜びが大きいのもこの仕事の醍醐味です。